
松岡圭祐さんの『高校事変』って小説がシリーズ化しているみたいだけど、面白いの?どんな内容なの?シリーズで12巻まで出てるっていうけど、読んだら危険?ハマっちゃう?
松岡圭祐さんという小説家がいます。
推理や歴史系のタイトルが有名な方ですが、
- 『催眠』
- 『探偵の探偵』
- 『千里眼』
- 『黄砂の籠城』
- 『グアムの探偵』 など
ここ最近発表している『高校事変』という作品が超面白いです!
- 『高校事変』シリーズの概要
- 『高校事変』シリーズの魅力
- 『高校事変』の今後への期待
ぼく自身、もともと松岡圭祐さんの小説は大好き😌
『高校事変』も1巻から全部読んでまして、控えめにいってどれも最高のエンターテイメントでした。



あまりにも面白いので友達にも勧めたいものの、ストーリーとスピード感がハンパなく、言葉では魅力を説明できる自信なしです汗
なので、ブログにまとめます。
松岡圭祐さんの『高校事変』って小説がシリーズ化しているみたいだけど、面白いの?どんな内容なの?シリーズで10巻まで出てるっていうけど、読んだら危険?ハマっちゃう?
↑な方がいらっしゃったら、ぜひご覧いただきたい内容です。
それでは行きましょう!
高校事変(松岡圭祐著)の概要 ※全12巻


全12巻のあらすじ(発売日)
古い順にご紹介します。
発売日から伝わるであろう発売ペースに注目ください💡
第1巻(2019/5/24)
第2巻(2019/7/24)
第3巻(2019/9/21)
第4巻(2019/11/21)
第5巻(2020/1/23)
第6巻(2020/3/24)
第7巻(2020/5/22)
第8巻(2020/8/25)
第9巻(2020/10/23)
第10巻(2021/3/23)
第11巻(2021/9/18)



発売されて速攻で読みました!今の日本の政治情勢、外交情勢なども織り込まれて読み応えありました!
高校事変12巻もついに発売!13巻は?
そして早くも『高校事変12』の話が飛び込んできました。
- 『高校事変12』2022年3月25日発売



一体何巻まで続くんだ……
そして、12巻の内容はこうでした!


最後は圧巻の終わり方でしたが、、、これは13巻はあるのか?
高校事変(松岡圭祐著)の魅力 ※ネタバレなしの感想&解説


- 主人公はハードボイルドな女子高生
- 特異な家族構成と友人関係
- 常に差し込まれる時事ネタ
- スケール感とゾクゾク感を表現する圧倒的筆致
- 次から次へと文庫が出てくるリズム感
- 密かに学ぶ日本の「闇」
上記のとおり。
1つ1つ深掘りします。
主人公はハードボイルドな女子高生
いわゆるヒロインはこんな女子高生です。
設定からして強烈ですね笑
- 平成最大のテロ事件を起こし死刑になった男の次女
- 事件当時、彼女は9歳で犯罪集団と関わりがあった証拠はない
特異な家族構成と友人関係
上記のような生い立ちなので、ぼくたちが普通に想起する人間関係で育っていないんですね。
主要な関係者はこんな感じで、最後の2つがおかしい笑
- 親
- 兄弟姉妹
- 友人
- 警察、公安
- 犯罪集団
あまり詳しく触れるとネタバレするので言えないのがもどかしいですが、、
なかなかない、だけども「現実にあり得ないわけではない」設定でコトは進みます。
常に差し込まれる時事ネタ
話はもちろんフィクションです。
ただし、ここ最近ニュースで目にするような事件・事故を連想させるようなエピソードが各所に盛り込まれています。



「ニュースの1つ」に過ぎなかった内容の裏側や可能性に鋭く触れるので、事実が小説に編み込まれリアリティに厚みが出まくります。
例えば、2020年3月24日発売の『高校事変6』には、既に以下の話が盛り込まれていました!!
- 新型コロナウイルス
- 楽器ケースに入って逃亡したフランス人
繰り返しますが、「2020年3月」発売の小説ですからね笑
あの楽器ケースに入って逃亡したフランス人のニュースが駆け巡ったのは2020年1月1日です。
コロナウイルスも2020年1月に客船でどうのこうの騒がれていましたよね。
みなさんに聞いてみたい。



現実の出来事が3ヶ月後発売の小説に登場する、そんな経験は今までありましたか?
スケール感とゾクゾク感を表現する圧倒的筆致
そして何と言っても細かい描写ですね。
今までの推理モノや歴史モノ、バイオレンスモノで培ったノウハウを全てこの小説に注ぎ込むよう💡
次から次へとリズミカルに発売される新刊
…という小説が2ヶ月に、長くても半年ごとに1巻ペースで発売されるから驚きです。
シリーズものらしく、1つ1つつながっていて。



巻をまたいだ伏線回収なんかは圧巻の一言。「どこまで先を考えて小説書いてんだろ……」と思う。
知って驚きの「日本の闇」



松岡圭祐さんは何をモチベーションに高校事変の小説を書いているんだろう?
少し前のぼくは、↑こう思っていました。
ぼくなりの推察はこうです。
日本の闇を小説という形で取り上げ、世間に関心を持ってもらうため
事実は小説よりも奇なりでして。
各巻で取り上げられている闇は、多少の脚色あれどリアルな描写すぎて。



これ日本の話だとしたらやばくない?
と思わされますよ。
ネタバレするため、これ以上は語りませんし、語れません笑
まとめ|『高校事変』映画化を期待しよう


Amazonのレビューを見ても、『高校事変』ファンは多そうです。
その証拠にすでに漫画(コミック)化されちゃいました。
映画化を期待する声もよく目にしますし、第10巻の帯には「映像化オファー殺到」とも!
なかなか際どい内容なので、、
個人的には「映画化はさすがに難しいのでは?」と予想しますが、それくらい人気の小説シリーズです。



まずは小説が第何巻まで続くか?楽しみですね^^
あ。
そういえば、冒頭のこちらの質問に最後にお答えしておきましょう。
松岡圭祐さんの『高校事変』って小説がシリーズ化しているみたいだけど、面白いの?どんな内容なの?シリーズで12巻まで出てるっていうけど、読んだら危険?ハマっちゃう?
読んだら危険!笑
ほんだらのー!
お知らせ
松岡圭祐さんの歴史小説も超面白いですよ!こちらの記事で取り上げていますので、ご参考にどうぞ😌