
別に女の子の子供がいるわけじゃないけど、女子校ってどんなところなんだろう?男子校の本を読んだだけに気になる。


↑の『男子校という選択』の関連書籍で『女子校という選択』という本がありして。



つい最近も男子校出身の先輩が、女子校について知りたいから女子校出身の社員を教えてくれとかってな話があったなぁ
読んでみました。
妻は女子校育ちで、この本の内容を「分かる分かる!」と読んでいましたが、スイマセン。
ぼくは全くよく分かりませんでした笑
とはいえ、せっかく読んだので、自身への備忘録兼ねて、以下を分からないなりに整理します。
- どんな人が書いたか(著者)
- そもそもどんな本か(内容や要約)
- どんな人にオススメの本か
それでは行きましょう!
『女子校という選択』の基本情報


著者・出版社・出版日など
タイトル | 女子校という選択 |
副題 | ー |
著者 | おおたとしまさ |
出版社 | 日本経済新聞出版社 |
出版日 | 2012/12/11 |
ちなみに、2019/10/9に新版が発売されました。
おおたとしまささんのプロフィール
おおたとしまささんのプロフィール概要は以下のとおり。
育児・教育などのテーマで著書・講演多数の方でして、ご存知の方もいるかもです。
- 育児・教育ジャーナリスト
- 麻布中学・高校卒業→東京外国語大学英米語学科中退→上智大学英語学科卒業
- リクルートで雑誌編集
- 心理カウンセラーの資格、中高の教員免許、私立小学校での教員経験あり
- 2005年に独立後、育児誌、教育誌、妊婦誌、旅行誌などのデスク・監修を務める
- オフィシャルサイト:http://toshimasaota.jp
『女子校という選択』のレビューまとめ


第一声はこれです。
自分も女子校に入ってみたかった…!



完全に怖いもの見たさです笑
察して余りある女子校の景色で印象的なものをいくつかピックアップします。
集団で行動する習性
以下は男子にはいまいちピンと来ない件ですね。
吉野家や松屋に女性のおひとりさまが少ない理由もこういうところにあるような気がしつつ、最近は変わってきているのでは?
女子はグループで行動する習性を持っているので、女子校での人間関係はシビアです。それが顕著に表れるのが教室移動と登下校とお昼休みのブレイクタイム。この時間に一人で寂しく行動しているのを誰かに見られるほどキツいことはありません。
変化が激しい人間関係
「女子校における男性教師ってどんな感じだろう?」と漠とした興味があるんですが、その男性教師のこんなお話。
なかなかに残酷ですが、想像がつきます。。
クラス替えや席替えで一気にシャッフルされて、人間関係も変化するんです。新たに仲良い子ができると、前から仲良かった子が嫉妬したり、女子の友情は濃密ですね。仲が良いと思っていたら、片方が「もうおなかいっぱいで一緒にいるのが辛い」と相談してきたり。担任同士、この子とこの子は同じクラスにしないほうが良いとか話し合ったりします。クラス替えの時は名前を書いた紙を並べて、一日がかりで熟考します。
いや、これだけ「女子校の特徴」「女子校あるある」を見せられたら、一度身を置いてみたいと思うものですよ。
「人は女に生まれるのではない。女になるのだ」
どこかで聞いたことのあるこの話も事実のようですね。
ムダ毛除去やスカート、ヒールの靴、アクセサリーの必要性に気付くのも、共学出身者より遅いです。「人は女に生まれるのではない。女になるのだ」と言ったのはボーヴォワール(女子校出身)ですが、女子校育ちの女性は大学や社会で男性と接するようになってから徐々に女になっていくのだと思います。
名門女子校のタイプ
ぼくには全然さっぱりですが、名門女子校にはいくつかのタイプがあるそう。
- 性超越
- 努力型秀才
- モテ系
- 良妻賢母
- 温室・夢見がち乙女
- お嬢様
- 深窓お嬢様 など



妻は「そうそう!」なんて言っていましたが、、
女子校出身者は女子校出身者を見抜ける説
本書とは似て非なる本に、辛酸 なめ子さんの『女子校育ち』があります。
そこには「女子校出身者は女子校出身者を見抜ける説」が展開されていまして。
女子校に通っていた二十~三十代女性数十人に、女子校出身者かどうか第一印象で見分けられるかアンケートで聞いてみたところ、約8割の人が「わかります」と答えてくれました。「話が合う。サバサバしている」「弱々しさがない。女子校出身者は中世的。重いものを持ったり何でも自分でやる」「女慣れというか、女の子を引きつけるツボをわかってて話し上手な子が多い」などの意見には納得です。
例えば、有名人で女子校出身者といえば次のような方々だそうです。
みなさんは、彼女らが女子校出身と聞いてピンときますか?
- レディー・ガガ
- オノ・ヨーコ
- YOU
- 松任谷由美
- 酒井順子 など



ぼくは何が何やらさっぱり…
『女子校という選択』はこんな人に読んでほしい


ずばり、自分のお子さんを女子校に入れようかどうか検討中の親御さんです。



特に、「共学出身の、娘がいらっしゃる父親」が良いかもです
でも、一番のオススメは、ぼくの先輩同様、女子校出身者を見つけ出して直接お話を聞いてみることですね^^
ほんだらのー!